タイトル | 筆者 | 発行元 | 値段 | 感想 | 斎藤度 |
---|---|---|---|---|---|
新撰組 副長助勤 斎藤一 |
赤間倭子 | 新人物往来社 | 2000 | ネットで得られる情報も多々あり。
×お今推奨、最後すこし×時尾。 新撰組時代の傷を引きずってる「弱斎藤」タイプ。 土方嫌い→好きになる変化に注目です。 小説です。 |
★ ★ ★ ★ ★ |
新撰組 斎藤一の謎 |
赤間倭子 | 新人物往来社 | 2400 | ネットで知った情報が盛りだくさん。
ただ、プラスαな部分もあり上の本を買うよりこっち買ったほうがいいと思います。 顔写真、愛用の陣羽織、履歴書有。 その他密偵になるまでの経緯や警部補時代、やそトークなど、興味しんしんなこと満載。 ただ密偵斎藤一に多数の情婦がいるのでは・・・説は面白い。(密偵の為各地にそういうの潜めとくと便利) 完全に史実資料集。 |
★ ★ ★ ★ ★ |
明治無頼伝 | 中村彰彦 | 角川文庫 | 781 | 買いました。 史実も織り交ぜながら斎藤一はいかにして新撰組という古い時代を脱し、新時代に生きる覚悟を決めたかまでの足掛け10年のお話です。小説。 山川浩や佐川官兵衛との会話や、なにより時尾とのラブラブぶりは斎時スキーにお勧め。 |
★ ★ ★ ★ ★ |
警視庁草紙 | 山田風太郎 | ちくま書房 | ? | 川路と愉快な部下達FIVE。 勿論FIVEには藤田五郎含みます。 永倉が犯人だった時、思わず敵前逃亡する五郎さんはいたがけませんでしたが、責任取れと言われた同僚に刀渡して介錯した五郎さんの姿は迫力があるので許します。 これは短編小説を数編まとめて本にしてあるので |
? |
新撰組の 哲学 |
福田定良 | 中公文庫 | ? | 未読。 | ? |
燃えよ剣 (上)(下) |
司馬遼太郎 | 新潮文庫 | 590 | 諾斎のくだりや、函館で別れたとか史実を違うことがありますがとにかく土方熱いです。
土方の生き様を堪能してください!! 新撰組スキー入門書かつバイブル。 |
★ |
新撰組 血風録 |
司馬遼太郎 | 中央公庫 | 680 | 新撰組をある程度知ってから読みましょう。
斎藤好きは槍は宝蔵院流推奨。 史実記録からすると斎藤犯人説はありえないらしいですが、生き残りの篠原発言では彼が犯人だとか。 私的には後者の斎藤犯人説支持! それと観柳斎を斎藤が殺す鴨川銭取橋や、虎鉄にこだわる近藤さんの剣を鑑定させられてばかりいる斉藤さんな虎鉄などもチェックです。 ついでに近藤さんの虎鉄?は斎藤さんが市で掘り出した説があるらしいですよ~。 |
★ ★ |
新撰組 始末記 |
子母沢寛 | 中央公庫 | ? | 誰がどうやって死んだかなどが書かれています。
永倉さんの顛末記や当時の人の見聞でかかれています。古い作品なので文体が読みずらいこともありますが、ネットで拾える情報多々。 彼を遺体を掘り起こして埋葬しなおす家族の姿や、敵方の有馬が彼の辞世句に涙したとかのくだりは哀愁漂います。 斎藤資料としては竜馬殺害に関係したとされる三浦護衛のくだりを山川がこう聞いたと書かれてるくらいで、斎藤はあんまでてません。 |
▲ |
新撰組異聞 | 子母沢寛 | 中央公庫 | ? | 立ち読み。 | |
新撰組物語 | 子母沢寛 | 中央公庫 | ? | 立ち読み。 | |
新撰組 顛末記 |
永倉新八 | 新人物往来社 | 1800 | 北海道の新聞で彼が掲載してたコラムの集大成本。
すべてが真実ではないらしいのでまるまる信じるのは危険らしいが、当時の様子が彼の口から聞けるのは素敵かと。 ただ当時の言葉で書かれてる為、気合が無い人は口語の解説を。 |
▲ |
沖田総司 (上)(下) |
早乙女貢 | 角川文庫 | ? | 斎藤は沖田のダチとして、なぜかめちゃめちゃ粋がよく女めちゃめちゃスキーな垂らしとして登場。
最後船上で沖田と語るシーンにて彼が 「沖田は京都で恋をして価値あるものだったが、俺には そういう心に残る女は一人もいず、ある意味彼より空しい青春を送ったなぁ。」と語るシーンが切ない。 |
★ ★ ★ |
壬生義伝 (上)(下) |
浅田次郎 | ? | 斎藤のくだりだけ読みました。
これまた上のように小粋なじじいで、家族のものがいないからと昔を語りだす話です。 ドラマ化映画化済。 やっぱりアンタ嫌いな人多かったんだね・・・とか少し思いました。 どちらかというと「強斎藤?」 |
★ | |
新撰組 101の謎 |
菊地明 | 新人物往来社 | 2300 | 誰が最強剣客か?なぜ斎藤は会津で土方と別れたか等新撰組のホントが書かれています。
斎藤くだりしか読んでしませんが、ネットや赤間さんの本で既読という感じです。 |
▲ |
新撰組密偵 山崎丞 |
島津隆子 | 廣済堂文庫 | 623 | 斎藤さんが密偵頭みたいに十は年上の山崎さんを指示する様がなんとも。
武士ではない山崎が「士道」を自ら見つけて散るまでを書いています。 ここの斎藤は適応力のある人間と描かれ、山崎曰く 「彼は新撰組以外でもすぐに何も無いように とのこと。 |
★ ★ |
新撰組 | 黒鉄ヒロシ | PHP文庫 | 857 | 史実に忠実に、残っている似顔絵に忠実に書かれた漫画です。
新撰組初心者でも十分楽しめます。 新撰組をよく研究していて、中にある一言情報には斎藤さんの似顔絵と西南の役の写真二つが掲載されていたりとかなりのお買い得本。 |
★ ★ |
るろうに剣心 | 和月伸宏 | 集英社 | 420 | 他の作品と違い、舞台は明治時代。戊辰戦争後の明治に生きる新撰組の生き残りとして、熱い思いを秘めた男として描かれています。一番の有名どころ。 | ★ ★ ★ |
PEACE MAKER 鐵 |
黒乃奈々絵 | マックガーデン | ― | 池田屋事件の吉田稔麿殺害までを描いた新撰組異聞PEACE MAKERの続編。何もかも達観した男として描かれています。表情は常に無表情ですが、故に複雑な心情を抱えている様子。 | ★ ★ ★ |
風光る | 渡辺多恵子 | 小学館 | 420 | あだ討ちの為新撰組へ男装して入隊したセイを見守る、一見のほほんとしつつ切れ者ぶりを見せ付ける一さん。会津との関係もちらちらと・・・。少女マンガなので、上記作品とは完全にイメージが違います。 | ★ ★ ★ |
無頼 | 岩崎陽子 | 角川書店 | ― | 斉藤さんが主人公で、他の漫画と表立って熱血男として描かれています。沖田さんとの友情やら、時尾さんも登場したりと一味違った斉藤さんを見たい方におススメ。 | ★ ★ |