ネタバレ中尉!
ラースの死に顔見て歯くいしばるグリリンと似た気持ち。因縁の相手だけど、不思議と憎しみが湧かないし、ホムの癖に幸せに逝けてムカツクが羨ましいんだよね。自分とは正反対を行った癖に、恐らくこんなに幸せに死ねるなんざ強欲自身にもできないんじゃないかって位いい顔しやがってると。リンからしてもフーを殺すわランファンの腕ぶった切るわぶち殺したい相手NO1だけど、いざこうやって死んだ姿見るとムカツクと思う。ラースの王としての心構えは受け入れられる物ではないけれど確かに王たる者だったし、だからこそ自分でケリつけたかったのもあるかも。人間何かしら最期に思い残したりしてしまうことがあるけど、全部出し切って完遂するってのは簡単でいて難しい。それをコイツがやってのけたんだからムカつくわw
グリリンの中のグリードはどうなるんだろうか?生き残りそうな気がするけど、ラースにああこられたらね・・・。グリリンは読めない。
大罪組大好きなんだがどうしよう。プライドは長男だけど子供。愛だのを知る前から大人ぶった子供をやってたから「愛されていないのに何故?」という欠落を認識すると脆いという事が今回で把握。その点ラスト姉さんはそういった点を知った上で、それでもお父様が好きだからしっかり悪女してる大人の姉さんです。一番ホムンクルスとして弱点がないですねラスト姉さんは。しかしラストはプライドの後に生まれたものだから、プライドの欠点に気付かなかったというか、当然欠落ありきを受け入れて生きていると思っていたのか・・・知る由も無く残念。絡みが見たい二人その1。エンヴィーも対お父様に対してはラストのように開き直っている気がするし、そもそも本性が「人間をいびる」事が至上だからあまりその点は大したことではないと思う。むしろ彼の場合は、プライドが「近親」に対して、「人間」という大きなカテゴリが「羨ましい嫉ましい」という巨大過ぎる欠落があるから地雷度が高い。本体の虫けら状態が無力、そのコンプレックスも欠落。
そしてグリード。束縛を嫌うのは天上天下唯我独尊な俺様だから。しかしその豪放な性格は色んな人を内包出来るほど大きいから人徳がある。穴はないに等しいが、強欲過ぎて欲の限界を見極めないないと狩られます。特に弟とか弟とかたまに兄とか。グラトニーとスロウスは知的に致命的なので略。最期にラース。プライドやエンヴィーが自身の欠落をスルーしたのに対して、その欠落と向き合って克服したタイプ。ラスト姉さんのように駒に過ぎない事を自覚し徹しているが、誇りを持って駒で居続ける姉さんと違ってどこか自嘲気味に淘汰されることを願っている節有。人間とホムンクルスとのアイデンティティを両方持った人。不安定に見えて安定いているタイプ。ただこちらもラストと同じ理由でプライドの欠落には気付いてない模様。
そもそもプライドがラースの元に付いたのは人間に感化されやすいラースの監視もあっただろうと思うので、ラース自身プライドの存在は気持ちのいいものでもなかったかと。妻以外は「ごっこ遊び」でしかない彼にとってプライドは本心から可愛い子供ではなかった。しかしてプライドからはそうでもなかった事実が彼の心象風景にラースが出てきたことで察知・・・。金歯がラースを実験体扱いした際にプライドが金歯を躊躇無く殺したのは、父親を侮辱されたという思いがあったのではと今更思ったり。エンヴィーなら金歯の言う通りとラースを見下したでしょうが、プライドはどこか苛立ちを隠す表情。勿論同じホムンクルスとして同等に扱っている故に、ラースを実験体扱いした金歯にムカついたとも解釈できますが、そんな解釈もありだったりしてとw
だからこそ
ラース⇒←夫人
↑ ↑ ↓
プ ラ イ ド
みたいな矢印の向き方が切ないっちゅう訳です。ラースの矢印プライドに向いてない・・・。ラースとプライド、いつか生まれ変わって人間やったら、もうちっと親子として再構築してほしい。あの夫人が一緒だったら今度はごっこじゃなくて、ちゃんとパパスの息子でやり直せるはずだから。

