キングブラッドレイorラース?

大総統の人格は「大総統候補」なのか「憤怒」なのか?考察

一般的なホムンクルスは賢者の石(魂というエネルギー)+単体で機能するための精神コア、即ちお父様の意志(嫉妬とか強欲とか)で出来ているのは分かる。で、グリリンは元 の精神のリンとお父様の精神であるグリードが二人で賢者の石をもっている状態だけれど、本来ならリンとグリードは潰しあってどちらか一人しかのこらない。 となるとラースは元の大総統候補の精神と憤怒の精神が潰しあってどちらかが生き残っている、ということに。分からないのはどちらが主人格なのだろうかという点。石を注入され目覚めたときの彼は動揺の表情から元の大総統候補の精神を持っている気がするんだが、本人はロイに憤怒の感情があるといってい る。

うーん・・・。アルや48から「記憶は体に保持されるが、魂と体が合わないと体は崩壊する。」⇒ということは大総統、別の魂が残ったら体が崩壊してるはず⇒つまり魂は元の大総統候補の物?しかし体がホム化してしまうと別の魂でも体が腐らない、という事がありえるかもしれない。

「魂も記憶を少しは持てる。正しく言うと、魂と精神は繋がっているが、肉体から二つが切り離されると精神は消え魂エネルギーだけになる。(ホーエン にいる魂と精神を持った石達は特殊かも。アルはとりあえず体に定着させられている上に、精神が一応元の肉体と繋がっているから生きてる。)」これは確定。問題はAの体(Aの記憶)にBの精神+魂を入れたらどうなるかということ。拒絶反応を示すのはスルーして、主人格はBになると思うが、Aとしての記憶がBとしての記憶になってしまうのか?Bとしての記憶はどうなるのだろうか?という疑問が。グリリンがグリードの記憶を保持している事から多少はBとし ての記憶もあるんでしょうが、グリード化したらAであるリンの記憶は?・・・これもグリリンが兄弟にランファンへのメッセージをもって来た時のシーンから 推測ですが、グリード自体はリンの精神からランファンの話を知った模様⇒ということは①Aとしての記憶はBが引き継げず、Bの魂にあるBの記憶がそのままの記憶になるという仮説を立ててみました。

ちょっと整理。

大総統候補の体+大総統候補の精神+大総統候補の魂

憤怒の精神+数多の魂エネルギー

体のホム化は大総統候補の体と数多の魂エネルギーの受け入れ競争において進化すると仮定。

大総統候補の精神と魂は憤怒の精神と数多の魂とでバトル。ここで①の仮説をあげると、憤怒が勝った場合は大総統候補の記憶を引き継げず、という問題が発生。そう すると大総統が増田に語った昔の記憶も存在しない⇒ということは大総統候補の精神と魂が勝った?

だがしかし、それだと「憤怒の感情が残った」の説明が付かない。振り出しに戻される。で、辿り着いたのがなんちゃって融合説です。憤怒は憤怒っぽさがない。強欲、嫉妬、暴食、色欲、傲慢、怠惰とその性分が描かれているのに対し、憤怒はあえて言うならVSグリードや増田へのエリシア発言(これはただ煽ってるように見えるし・・・)程度。しかし憤怒の感情があると発言する以上、あるんですよ。グリリンは共存していましたが、大総統の場合大総統候補の精神と憤怒の精神が混線融合したんですよ!>な、なんだってー!!あんなに自分が駒であることを自覚しながらそれに忠実、しかし人間に期待 しているのは憤怒単体だったらありえないと思うのです。もしそうだったらばとっくに傲慢や色欲がもう少し染まっていてもおかしくないような。それに本当に 憤怒ならアニメ一期のようにもうちょっと増田やリンを「くだらん」で、あっさり始末すべき。何よりスカー戦前に呟いた言葉に注目。「父上の邪魔をする気か」「己の本当の名をしらん」前者はラースとしての言葉(この意識があるからホムンクルスとしての自尊心があり、裏切らない)も後者は大総統候補としての言葉(完全にラースであればこの台詞は出てこないはず)。

なんにせよ勝手に混線説派です。アルエドが混線してるのであれば、近親でなくたって、ありえないなんてことはありえない、という考察。

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